3月2日から、3月3日の深夜にわたって繰り広げられた将棋のA級順位戦最終日、通称将棋界の一番長い日。
今年のA級順位戦は非常に白熱しており、この最終戦まで名人挑戦者どころか降級者が1人も(降級者は全2名)決まっていない状態。
そして迎えた、最終戦。
挑戦権争いに名乗りを上げているのが、森内九段と渡辺竜王。降級争いをしているのが三浦八段、丸山九段、木村八段、藤井九段。
この中で、残念ながら降級してしまうのが藤井九段と木村八段。両名ともに3勝6敗で落ちてしまった。本当に苛酷な世界だ。
そして今日、一番長くて一番盛り上がったのが森内‐久保戦。
丸山九段が渡辺竜王を破ったために、森内九段が勝てば挑戦権獲得、負ければプレーオフという状況。
そんな中、最終盤の局面で、森内必勝かと思われた場面で見せた久保の粘り。結局は森内九段が勝つのだが、わずかでも可能性があるのなら全力で粘り、あきらめずに勝とうとする執念には本当に感動させられた。
これがプロの姿なんだということも教えられた。
様々な人間ドラマが詰まったこの将棋界の一番長い日は、本当にすごい!
そして、名人戦は羽生名人‐森内九段のカードか!これも楽しみだな!
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